塗り替えの必要性とタイミング
外壁、屋根、鉄部等は年月がたち放置していると、ひび割れ、汚れ、カビやサビなど様々な劣化が進んできます。
その結果、建物内部及び構造などに重大な影響を及ぼし美観までも損ねます。
そのため適切な塗り替え時期を見抜き、塗装で保護する必要があります。
このほか 汚れを感じたりイメージを変えたい・・というのも判断の一つです。
塗料の種類と紹介
環境がキーワードである昨今、塗料も溶剤系から水系化に進んでおります。
当社は、人体・安全性・作業性・環境への影響を考慮し水系塗料への転換を推奨しております。
水系機能性塗料の特徴
・一液タイプなので可使時間を気にせず、容易に施工できます。
・有害なシンナーを使用しないので引火や中毒がなく近隣へのご迷惑が少なくなります。
・技術の向上により耐久性や防藻、防かび効果に期待できます。
水系だから弱い・・・と言うのは間違いです。
樹脂のバリエーションによって効果が異なりますので、シーンに合わせた選定が可能です。
水系アクリル塗料(耐久年数 4~7年)
特徴 | ・安価で幅広く使用されておりますが長期耐久性にはお勧めできません。 ・耐水性、耐アルカリ性、耐候性に優れています。 |
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水系ウレタン塗料(耐久年数 5~10年)
特徴 | ・ウレタン結合を有し、耐久性を向上した塗料です。 ・バランスのとれた機能でアクリルより耐久性が高いです。 ・紫外線・太陽熱・オゾンなどに強い耐候性が特徴です。 |
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水系シリコン塗料(耐久年数 8~10年)
特徴 | ・ウレタン塗料よりも耐候性、耐久性を大幅に向上した塗料です。 ・防藻、防かびに効果を発揮し浸透性に優れています。 ・塗膜表面の親水性と自浄作用で低汚染性に優れています。 |
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水系フッ素塗料(耐久年数 10~15年)
特徴 | ・最高グレードのフッ素樹脂により超耐久性が期待できる高級塗料です。 ・高耐候性・低汚染で長期にわたりメンテナンスフリーが期待できます。 |
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水系塗料の基本工程(外壁・屋根)
高圧洗浄・素地・下地調整後、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りです
※下地により工程は変わります。
※屋根塗装は工程間に縁切り(タスペーサー)が入ります。
※サイディングはコーキング劣化の場合打ち替えをオススメします。
参考価格
■工事項目
【外壁】・・・1F 石調多彩色塗料、 2F 水系シリコン樹脂塗料
コーキング撤去打ち替え
【屋根】・・・遮熱塗料
【その他】・・・軒裏・破風板・雑塗装
■工期・・・約10日
■工事費・・・75万円